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祈り子の夢

2008.04.18 *Fri
大昔に友達がくれたお題消化で書き始めたやつ。
すとっくがあるので、書きなおしついでにだしてみたり。
とてもとても昔のこと。
神様は自らの使いを世界に生みました。
人はみな、そのものを天使と呼びました。

そしてあるとき、神様は世界からいなくなってしまいました。
天使たちも姿をけしました。

なのに、どうしてでしょう。
天使のような子供たちが、人の子として生まれてきたのです。

人はそのものを神童と呼びました。
そして、世界を守るための使者としたのです。


00-はじめまして


わたくしたちは、自由をえたのか。
それとも新たな鳥かごなのか。
わからないけれど、けれどもわたくしは信じましょう。
いかなる場所にも、光りはあるのだと。


そこに在ったのは、翡翠の瞳でした。
一つだけ違うドア。古びたドアをそっとノックをした後に出てきたその少女は、とても綺麗な翡翠の瞳をしていました。翡翠の瞳は、私をまっすぐに見て、潤むようにゆれていました。まるで総ての思いがまっすぐに向けられるように、その瞳には曇るものがありません。そしてその不思議な色が、そのひとの総てを表している気がしました。そのような不思議な色、まず入って来たその色と、私は最初に見えたのです。
「はじめまして、アルマレス・ルシェ。
私(わたくし)はシルヴィアと申します。この度貴方と同室になった者です。どうか宜しくお願いしますわ。」
そう言うと、私と顔を合わせた途端、頬を主に染めた翡翠の瞳の持ち主はパクパクと口を開けて閉め、本来出ているはずの声という返事が出てまいりません。
「どうかなさいましたの?」
そう聞きますと、
「あ、いや、そのあのえっと
えっでもそんなことあるはずがないけど何で・・・・・・やっぱり間違い?でもでもっ」
「?」
と、不思議なほどどもってしまいました。
可愛らしい方。

くすりと笑ってしまった私に、彼女は、アルマレスは少し息をつき、改めて私を見て困惑したように尋ねます。
「あの、えっと・・・・僕の事が、嫌、と言うか不快ではないの?」
そのどこかおびえたような様子は、私の心をくすぶりました。強引にまとめたと思われる、ややぼさぼさ気味の淡い茶色の髪、色のあせた瞳と同じ緑の色を持つローブ。しかし、まっすぐに目に入った瞳と、彼女の小さな顔はひどくかわいらしく、どうしようもなく愛でてしまいたい気持ちが芽生えました。
その問いに私はつい笑んだまま返事をしてしまいます。
「どうしてですの?」
「っう、・・・・それを言われてもちょっと」
どうやら彼女はとても内気な方のようです。
私は彼女の手をとって、彼女に微笑みかけてみました。彼女の頬は見る見る赤くなっていきます。

ここは鳥かご、沢山のものをあきらめるための。
自由のない場所。

それでも、どうしてこのように、美しいものがあるのでしょうか。

―――ねえ、レオン?私は素敵な方とめぐり合えたようです。

私は小さな決心を今日しました。
私はきっと、いえ、絶対にこの瞳の綺麗な少女と友達になるのだと。

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2008/04/19(土) 02:55:19 | | # [Edit

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